「腰痛」
腰痛の原因は様々ですが、高度の変形や激烈な疼痛・運動まひ・強いしびれ
などを除き、大きく2つに分けられます。
急性の腰痛と慢性の腰痛です。
激痛が走る場合は、専門医を受信された方がいいでしょう。
ここでは慢性の腰痛について、解説致します。
慢性の腰痛は、大きく次の4つに分類されます。
1.過労・加齢型
老化、慢性病、不規則な生活等が原因で運動したり、激しく動くと痛みが増強する。
耳鳴り等を伴うことも多い。
2.魚屋さん型
湿気が多くて、冷える環境で働いている方に多くみられる腰痛で、
魚屋さんの他、飲食業、漁師、水中作業をされる方などに、みられます。
3.ストレス型
精神的ストレスや緊張が原因で、腎に影響が及び、腰痛を起こしている状態で、
精神的ストレスや緊張で痛みが増強することがあります。
いらいらして、怒りっぽい方が多いようです。
4.血行不良型
何らかの原因で血?が生じている状態で、固定性の刺すような痛みがあり、
疼痛部に強い圧痛やしこりを認め、舌の色が紫暗色になっていたり、お点が
あったりする方が多いのが特徴です。
それでは、治すにはどうすればいいのでしょうか?
まずは、原因と考えられる事を取り除くことが大切ですが、治療のための漢方処方としては、次の様なものが、あげられます。
しかし、これも信頼のできる医師・薬剤師にご相談の上、服用される事をお薦めします。
1.過労・加齢型は、更に2つに分類されます。
腎陽虚と腎陰虚の2つに分けられます。
腎陽虚の方の多くは、寒がりで、夜間頻尿、温暖を好むという特徴があります。
代表的な漢方処方は八味地黄丸です。
腎陰虚の方は手足のほてりやねあせをかく方が多いのが特徴です。
代表的な方剤として、六味丸があげられます。
2.魚屋さん型の腰痛の方は下肢のむくみや冷えを伴う事が多いのが特徴です。
この場合は、体をあたためて、湿気を体から取り除く作用のある
漢方処方を用います。
代表的な方剤として、良姜朮甘湯や真武湯などが、あげられます。
3.ストレス型の腰痛の方は、この状態が持続すると、血おが生じ、
4の血行不良型に移行することが、あります。
腹満などを伴う事が多いのが特徴です。
代表的な方剤として、四逆散があげられます。
4.血行不良型の腰痛の方は、夜間に痛みが増強する事が多いのが特徴です。
代表的な方剤として、桂枝茯苓丸があげられます。
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